鳴門市の島田島と鳴門公園のある大毛島との間にある堀越海峡の真上に架かる堀越橋、ここからのウチノ海の眺めはまるで湖のような四方見展望台からとはまた違った景観が見れる絶景スポットの一つです。
ウチノ海に浮かぶ筏や時おり走っている小さな船がなんとも言えない風景で、夕日に染まる季節だとさらに風情を醸し出します。
堀越橋から見た播磨灘(大鳴門橋方面)、右側が亀浦観光港
眼下の堀越海峡はものすごく狭い上に急流で、じっと眺めていると思わず吸い込まれそうになりますが、静かなウチノ海の反対側を眺めると穏やかな瀬戸内海の播磨灘が広がっています。
ここからだと残念ながら大鳴門橋は見えないのですが、季節によっては播磨灘や鳴門海峡一面が雲海に覆われ、堀越橋の橋の上まで雲海が迫ってくることもあります。
堀越橋から撮影した大鳴門橋方面の雲海
大鳴門橋方面の眼下には、鳴門の渦潮をクルーズする観潮船のある亀浦観光港があり、県内外からの釣りの人気スポットにもなっているので、まだ行っていない方は立ち寄ってみてはどうでしょう。
鳴門スカイラインの頂上にある四方見展望台(よもみてんぼうだい)、ここからは鳴門公園や大塚国際美術館などで有名な大毛島と島田島との間にあるウチノ海が絶景で人気スポットになっています。
天気が良いとインスタ映えの写真が撮れると、土曜日や日曜日になると県内外からの人で賑わいます。
四方見展望台からのウチノ海は絶景ですが、まるでジェットコースターのような急勾配の四方見橋からはウチノ海はもちろん反対側には遠くに瀬戸内海の播磨灘(はりまなだ)を眺めることができます。
季節にもよりますがその瀬戸内海に沈む夕日も絶景です。
四方見展望台にはトイレがあるので車はもちろん、バイクやサイクリングの人も多く訪れます。
また、展望台の隣には、東京でフレンチのレストランを経営している方がここの絶景を気に入ってお菓子工房をオープンし、お店の中では一般にも販売をしています。
アクセス
徳島県鳴門市瀬戸町撫佐
鳴門北インターチェンジから車で約15分
※公共交通機関がありませんのでご注意ください。
瀬戸町北泊と島田島の間を流れる小鳴門海峡、その上には鳴門スカイラインの小鳴門新橋が架かっています。
その橋から北側を眺めると目の前には北泊漁港が、その奥には瀬戸内海の播磨灘が見えます。
そこはまるでアニメにでも出てくるような小さな漁村そのもの、晴天だとインスタ映え間違いなしの絶景スポットになっています。
小鳴門海峡の上に架かる小鳴門新橋
小鳴門新橋から見た堂の浦方面の小鳴門海峡
北泊漁港と反対側に渡ると堂の浦方面が見えるのですが、狭いのでまるで川のように思えます。
さらに、奥の方はどうなっているのか分からず、一見すると海峡なのかどうか分からないくらいです。
しかし、写真の右側奥の方に薄っすらと見える海まで繋がっていて、さらにウチノ海、鳴門市街の方まで流れています。
眼下の小鳴門海峡は穏やかに見えますが潮の流れはかなり早く、島田渡船がある辺りでは小さな渦が巻くこともあります。
アクセス
徳島県鳴門市瀬戸町北泊
鳴門北インターチェンジから車で約15分
※公共交通機関がありませんので注意してください。
島田島の北部になる大島田には、2000年以上も昔の古代蓮の大賀ハス(おおがはす)が水田跡地に植えられています。
毎年、6月中旬から8月上旬にかけて神秘な花が咲き乱れ、今では日本各地から見に来る人で賑わっています。
蓮花は早朝の6時頃から咲き始め、午後にはほとんど萎んでしまいます。できれば午前中に見に来られることをおすすめします。
県内の地域おこしボランティアの皆さんによって植えられた古代蓮(大賀ハス)
神秘の花が咲き始めるのは早朝から、見るなら午前中がベストです。
アクセス
徳島県鳴門市瀬戸町大島田5-1
鳴門北インターから車で約15分
※公共交通機関がありませんのでご注意ください。